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駅や路上で携帯電話の画面を見ながら歩く人が増えている。他の歩行者とぶつかる危険があり、特にベビーカーを使う親や視覚障害者、車いす利用者が恐怖を感じているという。
バリアフリー問題に詳しい筑波大学大学院人間総合科学研究科の徳田克己教授らが昨年秋までに実施した調査によると、ベビーカーを使う保護者の27%、幼児を連れた保護者の42%が「携帯電話のメールを使う人とぶつかった経験がある」と回答した。さらに、平成18年にJR大宮駅(さいたま市大宮区)のコンコースで5時間の定点調査をしたところ、3765人のうち49人が携帯電話の画面を見ながら歩いており、10人が歩行者とぶつかりそうになった。 車いす使用者193人への調査では、歩行者とぶつかったことがある人は60%。このうち35%が相手は携帯メール使用者だった。衝突時の相手の状況は「画面に集中して前を見ていなかった」が83%で最多。「前を歩いていて急に立ち止まった」(54%)、「急に方向転換した」(46%)、「歩く速度が急に遅くなった」(37%)などだった。 一方、携帯電話の利用者側では、鉄道をほぼ毎日利用する大学生407人に聞くと、74%が「歩きながらメールを読むことが多い」と回答(17年)。「歩きながらメールを書く」人も56%おり、マナーの低さが浮き彫りとなった。 徳田教授は「メール送受信時には歩行が遅くなったり立ち止まったりして、周りの歩行者に迷惑。車いすや白杖(はくじょう)が急に立ち止まった人にぶつかり、障害者が加害者になっている」と指摘する。 こうした実態に対し、NTTドコモは「歩行中や自転車利用中の携帯電話の使用は周囲への迷惑になり、大変危険」と注意を呼び掛けているが、現状では有効な手立てはない。(草下健夫) 【関連記事】 ・ 危ない!歩きながらの携帯メール 子供連れや障害者が恐怖感 ・ 重さ10分の1 シワなし、派手…「スーツ」高機能化どこまで ・ 「痛妻」最凶にして最強の妻を持つ“愛妻家”の物語 ・ ドコモ、インドでマンガ配信 「スパイダーマン」など日米10作品 ・ googleかiPhoneか 勝者はどっち ・ 地デジ経費かさみ赤字に=受信料収入も伸び悩み−NHKの10年度予算(時事通信) ・ 首相、阪神大震災追悼式に出席へ(時事通信) ・ 雑記帳 不景気吹き飛ばそう…「いきおい守」増産の人気(毎日新聞) ・ <温暖化対策>気象キャスター18人が呼び掛け(毎日新聞) ・ 【新・関西笑談】太棹に情を込めて(3)文楽三味線 野澤錦糸さん(産経新聞) PR |
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